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マイナンバー

 
 今年の春に野田政権は殆どなんの議論もなくマイナンバー導入の進めていたようなので驚きました。ACTAのときもそうでしたが、国民が知らされないうちに危険な法律を通してしまおうとするような政権はもう懲り懲りです。
 
 今回はポスター形式でまとめました。

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 ACTAと同じように法律の名目とは裏腹に、国民にあまりに不利益が多く問題のある法案です。低所得者想に消費税増税の控除額給付するためとうたってますが、給付金は今まで政府が何度も行ってきたことですし、改めて番号を割り当てる必然性はありません。マイナンバーを割り当てるために500億円導入費を必要とし維持費に毎年数百億円もかかるというのですから控除額が経費に瞬時に飛んでしまいます。あまりに馬鹿げてます。

 そして遅かれ早かれいづれ国際社会と同じように消費税は軽減税率になるのはわかっているわけですから、控除金はなくなります。つまり消費税10%の頃にはマイナンバー導入の前提条件がもうなくなっている可能性すらあるのです。

 このマイナンバーは国民背番号制度として 自民政権のときに何度も挙げられてきた法律です。前回も自営業者の大反対で廃案になっています。しかし懲りずにまた名前を変えて官僚が復活させて今に至っています。今回は大震災と放射能汚染の国難のどさくさ紛れにかなり強引で非民主主義的なやり方をしているように思えます。オーストラリアでも同じような経緯をたどって廃案になってますが、国民に一度拒否されたものを名前を変えてまで復活させる日本の官僚のような下品さ持ち合わせてはないようです。

たね蒔き「マイナンバー(共通番号制)の落とし穴」

http://www.youtube.com/watch?v=6vuw4ft1PlE

http://www.youtube.com/watch?v=lIQMSpTocq4

http://www.youtube.com/watch?v=gdWlPuPIFHE

国民背番号制度の本当の目的

http://www.youtube.com/watch?v=dPjqZcL-378

国民監視のマイナンバー法案反対も脱原発と共通課題

http://53317837.at.webry.info/201211/article_3.html

 毎日大企業や役所の個人情報漏えいのニュースがあります。警察官が個人情報を売り飛ばす事件すらあります。そんな中でも免許証に保険番号に、年金番号・・現在のように番号が不統一ですべての番号が違うからこそそれぞれが暗証番号やパスワードになって次に起こる情報漏えいの連鎖を食い止めてくれています。そしてかろうじて我々は深刻な事態を迎えず守られています。しかしマイナンバーはその天然セキュリティを国家の都合で外してしまおうする行為です。しかも個人情報が漏洩した際に国は何ら手立てすら考えていません。あまりに国民を馬鹿にしています。

 国は秘密保全法等で情報を国民に隠し続け一方でこのようなマイナンバー法案で国民の個人情報をペットや愛人の数から子供のお年玉の額までひとつ残らず集めてデータ管理しようとする姿勢です。いくらネット時代であってもこんな悪法で国民が丸裸にされたら情報格差と力の差は歴然です。 放射能漏れの情報隠しで多くの方々が憤りを感じられたと思いますが、小さなものは守られ大きな力は公開されて秩序が保たれるはずです。この国は真逆のことばかりしています。これじゃいつまでたっても我々国民は国、アメリカ、原発ムラの奴隷状態から抜け出せません。

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