悪夢
学校の校門前にパトカーがいた。
一体何事(なにごと)だろう。
生徒たちがパトカーを気にしながら校門をくぐった。
私もその中にいた。
何か疾(やま)しいをしたわけでも
犯罪に組したこともなかったが
私に対する嫌がらせであることは
何故だかすぐに分かった。
しかしほかの学生の手前
気にしないふりをしていた。
家に帰っても家の周辺をパトカーが徘徊していた。
家族や私への犯罪容疑はなにもなかった。
ただ私の人格への嫌がらせであることは
パトカーと警官の動向から
十二分に伝わってきた。
自分が悪いわけではないのだが
近所に顔を合わせづらくなっていった。
買い物しても、散歩に行っても、
何をしても、どこにいっても、
パトカーがいつも視覚に入ってきた。
執拗に毎日24時間パトカーに付きまとわれている。
そう言って決していい過ぎではなかった。
週末、デッサンの塾に通っていた。
絵の塾の先生の家の前でパトカーがまた待ち伏せしていた。
恐怖と不安で立ちすくんだ。
立ち止まったまま動けなくなった。
先生の家に入れなくなってしまった。
顔が真っ赤になった。体中が暑くなった。
握りこぶしを握り締めてはその手を震わせていた。
徐々にある感情がこみ上げてきは
やがて抑えいれない怒りとなって
声を限りに張り上げて叫んでしまった。
「お前ら!いいかげんにしろ!!!」
そこで目が覚めた。
どうやら寝込んで学生の頃と混同した夢をみていたらしく
実際に寝言で叫んで
そのはずみで起きたというわけだった。
体中寝汗でぐっしょりになっていた。
「ああ、夢でよかった。」
思わず呟いた。
いや、しかしそうではなかった。
せっかく悪夢から覚めても、
悪夢とさほど変わらぬ厳しい現実の中に
まぎれもなく私はいた。
これは先ほど動画でとったものです。買い物から帰ってきたのですが、人が歩くよりもノロノロ徐行しながらい家の前に待ち伏せしていました。車という凶器をかざして相手に悪意をアピールする運転方法はゾロメ車両とまったく同じやりかたで、とてもいやらしいものでした。またこのようにブログや日記に書くことで、さらにこの後もしばらくパトカーの嫌がらせが続きます。ほんと陰湿です。
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