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「間違い電話」を装う「嫌がらせ電話」

3月18日にストーカーからかかってきた電話が私の携帯の着信暦に残っていた。ストーカーは数分後、再び掛けてきては伝言メモにその肉声まで残していった。20才台の男だった。犯罪者が自ら進んで証拠まで残していくというのはかなりの開き直りである。このストーカーの電話番号もいままで見たことのない数の配列で被害者を惑わそうとする魂胆がすぐに分かった。

このストーカーの番号は普通の電話番号の下に、さらに2桁余分な番号が付いている。たとえば、仮のストーカーの発信元の電話番号を挙げて説明してみると、03-3992-1155をストーカーの電話番号とするならば、その03-3992-1155という番号の下に*11という番号が付いている。つまり03-3992-1155*11という番号が着信に残っているのだ。なんとも不可思議な番号だ。

この番号の03-3992-1155という上のほうを着信拒否してもまた嫌がらせの電話がかかってきた。着信拒否をするには03-3992-1155*11と下の数字まで拒否しなければまたかかってきてしまう。しかしこの番号で着信拒否できたとしても、下の2桁だけを*12、*13と次々を変えて掛けられればまたつながってしまう。

こうして実際03-3992-1155*12、03-3992-1155*13、03-3992-1155*14と嫌がらせ電話が掛かってくるたびに私は着信拒否するのだが、またストーカーに同じ番号の下の2桁だけをかえられて電話をされてしまうというイタチゴッコがしばらく続いた。

こちらが着信拒否しているわけだから同じ番号でかけたときはこちらが設定した拒絶のアナウンスは加害者側は聞いているはずだ。拒絶の意思表示は十二分に伝わっているのもかかわらず加害者は何度も何度も確信犯で執拗にかけてくるのには本当に腹が立った。それ以上にこの犯罪者に恐ろしくなった。ストーカー犯罪者によるあからさまな嫌がらせ電話によって被害者の私の
日常生活は電話のたびに中断させられた。そしてパニックになった。無視してばかりいても一向にやめようとはしないので、このようなストーカー犯罪者とは口も聞きたくないのだが、再び掛かってきたストーカーの電話に出てこちらも一言(ひとこと)言わざるを得ない状況を迎えた。

ストーカーは架空の建設会社の名前を挙げて私の電話番号がその建設会社の番号ではないかと聞いてきた。私には間違ってかけたのだという芝居をしたかったようだ。しかし携帯電話の番号を建設会社の代表にしている会社はきいたこともない。着信拒否しても番号をかえて掛け続ける異常な行為はどう説明するつもりなのか。携帯に何度も拒絶されれば建設会社の固定電話のほうに掛け直してもう携帯にはかけないだろう。

さらに携帯ならば建設会社の所属する社員の個人名で呼びかけてくるはずなのに、個人名による呼びかけもまったくないのはどうしたものなのだろうか。しかもこのストーカーと同一人物の声の主による伝言メモに残っていた前回の内容は建設会社とはまったく無縁の内容だった。支離滅裂で白々しい嘘八百並びたてる加害者との会話はこちらの恐怖や怒りを抑えるのにやっとだった。

NTTに上の電話番号を一回着信拒否したら下の*以降の2桁の数字が何であろうがすべて着信拒否できないものか相談してみた。そうしたらNTTの職員もこのようなケースははじめてであり今まで扱ったことがない珍しいケースだという。地元警察の安全課にもついでに電話をいれた。ここの年配のお巡りさん経由でNTTに聞いてもらったが、*という番号からしてパソコンを使った詐欺などにありそうな感じではあるが、やはりNNT職員の反応は私が直接NTTに聞いたときと同じもので珍しいケースで聞いたことがないという。

お巡りさんも電話だけだと信じられないから、そのストーカーから掛かってきたという着信暦や被害資料をもって一度安全課のほうに来てくれという。(被害者の間では)今話題の「安全課」に行くとなるわけだから、なんだかちょっと億劫(おっくう)。引越ししてからはまだ安全課には行っていないのでやはり一度行かなきゃならないのかな。以前住んでいたところで何度も相談したのだけれども・・・。正直いって複雑な心持。

C001b

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