視聴者へのアンカリング2
TBSの番組を観ているときCMの時間帯にセコムのCMが何故か執拗に流された。当時は長島監督がセコムのCMにで ていた。アンチ巨人の私にとってはそれだけでも重大な意味をもつ。それを知ってかそのCMが何故か私が見ている時に限って執拗に流される。あたかもTV局 から視聴者の動向が見えるかのようにTVの前で観始めるとCMが流された(実際はそのとおりなのだが)。
深夜番組ではCMの合間だけではなく番組の途中でいきなり流された。当時のVTRを観てみても番組開始2分、4分、 7分地点で不自然にCMが挿入された事実はそのまま記録として残っている。挿入された視聴者攻撃用CMはセコムのCMや「サラリーマン金太郎」、「ケイゾ ク」というやはりTBSの刑事ドラマの番組宣伝用CMがほとんどだ。その番組CMもなにかを示唆するよな暴力的で不気味なものなのだが、対象にされた視聴者の私が 受け取ったものは個人への陰湿な人身攻撃でしかなかった。
この時点での刑事ドラマ「ケイゾク」のケイゾクとは、特定視聴者の人身攻撃の継続(けいぞく)をも意味していた。一部警察主導の集団ストーカーも継続(ケイゾク)するだろうというマスコミによる公安警察の代弁も含まれていた。
関係者は警察族を縮めただけのタイトルだと嘘ぶるだろうが、仄めかし(ほのめかし)とは、逃げ口実をあらかじめ用意
しているものだ。「ケイゾク」のように「ハンチョウ」の前進や下地となるアンカリングはすでにこうして行われていた。だから「ハンチョウ」という同じ刑事
ドラマはカタカナの表記という類似性を感じさせるという僅かな切っ掛けだけでも前回の「ケイゾク」と同様なアンカリングが容易に行われてしまうというわけ
なのだ。
今年のドラマである「ハンチョウ」は何を略したものなのかは判然としない。ブログで何度となく書かれたから今回は視聴者に絡めなかった可能性はある。しかしながらTBSが特定視聴者に行うアンカリングのやり方は相変わらず健在であった。
ことわっておくが、刑事ドラマはストーカー被害にあうまではけっこう好きなほうであった。「太陽にほえろ」「Gメン」「特捜最前線」は いまだに当時のビデオを買って見たいくらいである。ストーカー被害にあってからTBSが豹変して視聴者になにかと番組と絡めて製作・宣伝するために新作の 刑事ものドラマが全くみることができなくなってしまった。それだけ特定視聴者へ向けたTBSのアンカリング放送は対象とされた視聴者がトラウマになるまでに深い心の傷 を負ってしまう。このことをTVの人たちはどう考えているのだろうか。
・・・つづく・・・
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コメント
突然失礼いたします。
http://blog.yahoo.co.jp/ansund59 のブログ主です。
2年前からドラマや映画に出てくるようなことを目撃・経験して
ブログを通じて知らせ・訴えてますが、
ブログ上での論議で、何にも解決できない、何にも変わらないことに限界を痛感しているところです。
できれば情報交換、お手伝いなど力を合わせればと思ってますが、
私のブログにご一報いただければと思ってます。
よろしくお願いいたします。
投稿: 安 淳徳 | 2010年1月21日 (木) 10時30分