視聴者へのアンカリング4
彼らは公共の電波をつかって何千万という視聴者に情報を送ることが中心であり、特定視聴者とのコメントのやりとりは10のうち1回もない。出演者が私の吐
いた言葉じりを使って返すことはまれであって、殆どはニュースや季節の話題を使って特定視聴者に絡める「仄めかし」で主だった情報を配信する。そのために
相手を批判するか評価するか二者択一になりやすい。誹謗や中傷が当然のように横行する。かなり視聴者にはかなりつらいコミニュケーションの体裁になる。
視聴者は出演者と同額であるどころかそれ以上のギャラを貰わなければ割にはあわないといったものである。ニュースや社会情報を得たいからといってTVを観ようとすると何故か心身ともにボロボロになって情報らしい情報もとれないといったことが頻繁におこる。
このような被害に見舞われたときはしばらくの合間ネットや携帯、新聞など活字媒体のほうが安全である。あまりのシンドサのため4年間まったくTVをみない時期もあった。
さて、お目当てでなかったTBSに時間があいた合間に入ってしばらくは私にかかわりのない正月の話題をやっていた。以前は
中心になってよく観ていたTV局でありここの女子アナとはかなり仲がよかったこともあって居心地は悪くなかった。しかし、知っている女子アナはこの6年の
間に誰もいなくなって名前すら知らない女子アナに取り囲まれているような感じだった。なにか自分だけ取り残されたような寂しい気になった。
・・・つづく・・・
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