被害者のライフライン
新聞につぎのような記事がありました。
<障害年金>「攻略本」ネット販売、うつ病患者「2級」狙い
うつ病患者を対象に障害年金2級を受給することを目指したマニュアルが複数のウェブサイトで販売されている。2級に認定されやすくなるような診断書を主治医に書いてもらうための方法が書かれているが、不正請求を誘発する恐れもあり、関係者からは「攻略本のようで好ましくない」と問題視する声が上がっている。・・・略。 【毎日】
たしかに悪用するのはよくありません。もし健康な人がマニュアルをもとにそのようなことをしたら不正受給に他なりません。しかし、とても健康な状態とは呼べない人の中でこのようなマニュアルを切実に必要としている人たちも大勢いるのもたしかなのです。とくに集団ストーカー被害者はそうです。被害が長くなるとと経済的にも追い詰められていけます。しかもストーカーたちの嫌がらせや就業妨害工作によって働きたくても、働けないという状況にまで追い詰められます。集団ストーカーの目的に被害者の「自殺」があります。こうした中での被害者の自殺はまさに加害者側の思惑の結果そのものなのです。
ですから被害者も加害者の思うつぼにならないよう防衛策を講じないといけません。この年金受給マニュアルは被害者が自殺しないための手段として非常に有用なように思いました。経済的な困窮は被害者でなくても自殺の原因の上位を占めます。まして被害者は過度な精神的暴力やストレスで何かしらの健康被害に陥っている方が殆(ほとん)どです。実際に被害の症状として「うつ病」になっている方も当然考えられます。亡くなったタレントの清水由貴子さんはその典型でした。だとすればマニュアルに従って受給してもいい権利が被害者にはあってしかるべきだと考えてしまうわけです。
ただ、集団ストーカー被害を包み隠さず医師に述べてその被害結果として「うつ病」になったのだ。と認定されるケースは稀なように思います。(精神病として入院を勧められる危険性もまだあります)。「うつ病」の原因である「集団ストーカー」の部分を申告しなかったり、「集団ストーカー被害」の部分を「イジメ」に置き換える工夫がいるようです。
そういった個別の努力をどうやったらいいのかこのマニュアルは指南してくれるかもしれません。「組織的ストーカー110番」というテクノロジー犯罪被害者支援者ネットワークさんのサイトでは経済的に追い詰められた被害者の生活保護の受給相談もあるということでした。このような障害年金受給の相談もやっていただけたなら、生活保護はちょっと困るという被害者の方も、かなり救われていくように感じました。
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